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【堂島コラム】「万年人手不足」と「定着率抜群」の施設、決定的な差は“新卒”の有無にあった

枚方市の介護求人選び | 万年人手不足のブラック施設と定着率抜群のホワイト施設の違いを「新卒採用の有無」で比較したイラスト

こんにちは、編集長の堂島健一です。

突然ですが、みなさんが施設見学や面接に行った際、「施設の空気」をどう感じていますか?
玄関を入った瞬間、スタッフ同士が声を掛け合い活気がある施設と、なんとなく空気が澱んでいて「重い」施設。この違い、現場を経験した人なら肌感覚でわかりますよね。

堂島健一
堂島健一

「おはようございます、と挨拶しても、目も合わせずにボソッと返すだけの職場…。正直、何度か経験がありますが、あれは心が折れますよね。働く前から『ここは危険だ』と本能が察知してしまう瞬間です。」

実は、この決定的な「空気の差」を生んでいる正体の一つが、「定期的な新卒採用ができているかどうか」なのです。

私の長年の経験とデータ分析から言えることは、「新卒が入る施設は、中途採用組にとってもホワイトである確率が極めて高い」という事実です。今回はその理由を、少し踏み込んで解説します。

なぜ「新卒」が入る施設は、中途にとっても働きやすいのか?

私たち中途採用組からすると、新卒が入ってくることに対して、少しネガティブなイメージを持つ方もいるかもしれません。「教育に時間がかかる」「即戦力にならない」といった懸念ですね。

しかし、構造的に見ると、新卒採用を継続できている施設には、中途スタッフにとっても大きなメリットがあるのです。

1. 「暗黙のルール」が排除され、マニュアルが整備される

中途採用のみに頼る施設では、どうしても「見て覚える」「阿吽の呼吸」といった、その場限りのルールが横行しがちです。
しかし、未経験の新卒を受け入れるには、論理的なマニュアルや研修制度が不可欠です。つまり、新卒がいる施設は、業務フローが言語化され、整理されている傾向にあります。

堂島健一
堂島健一

「マニュアルがない現場ほど、理不尽な指導が生まれやすいんです。『昨日はA先輩にこう言われたのに、今日はB先輩に怒られた』なんて経験ありませんか?教育体制が整っていることは、私たち中途組の精神衛生も守ってくれるんですよ。」

2. 組織の「規模」と「余裕」の証明になる

ここが重要です。新卒採用には、採用活動費や教育コストなど、莫大な投資が必要です。
つまり、「毎年新卒を採っている」という事実だけで、その法人には「人を育てるだけの経営体力と、組織的な余裕(Scale)」があるという証明になります。

ギリギリの人員で回している自転車操業の施設では、新卒を採用する余裕など絶対にありませんから。

現場の本音:「そうは言っても、採用活動なんて無理」

ここまで読んで、もし現場のリーダーや管理者の方がいらっしゃったら、こう思ったかもしれません。
「理想はわかるけれど、日々のケアとシフト作成で手一杯。学校回りや説明会なんて物理的に不可能だ」と。

その通りです。現場のスタッフが「採用業務」まで兼任するのは、最も避けるべき状態です。業務過多になり、キーマンから離職していく「負のスパイラル」の入り口になりかねません。

堂島健一
堂島健一

「現場を守るリーダーこそ、採用業務はプロに任せるべきだと私は考えます。自分たちで全て抱え込もうとする責任感の強さが、かえって現場を疲弊させてしまうこともありますからね。」

当サイトで推奨している「日本介護医療センター」などの優良施設が働きやすい理由は、現場はケアに集中し、採用は専門チームが戦略的に行うという役割分担が徹底されている点にあります。

【施設運営者・採用担当の方へ】

もし、この記事をご覧の運営者様で、「現場のために若い力を入れたいけれど、ノウハウも時間もない」と悩まれているのであれば、外部の専門機関を活用するのも、現場を守るための立派な経営判断です。

近年は介護・福祉業界に特化した採用支援も充実しています。「現場の負担」と「採用コスト」を天秤にかけ、持続可能な組織を作るための選択肢を検討してみてください。

新卒採用代行のおすすめは こちらの比較サイト等で確認できます

※現場スタッフの「時間(Time Performance)」を確保するためにも、餅は餅屋に任せる戦略は非常に有効です。

まとめ:面接で聞くべき「キラー質問」

最後に、求職者の皆さんへアドバイスです。

面接の最後の逆質問で、ぜひこう聞いてみてください。
「こちらの施設では、新卒や未経験の方の採用は定期的に行っていますか?」

この質問に対し、具体的な人数や教育体制の話が即座に出てくる施設は、組織として健全である可能性が高いと言えます。逆に言葉を濁す場合は、慢性的な人手不足で「即戦力」という名の「使い捨て」を求めているだけかもしれません。

堂島健一
堂島健一

「表面的な給与額だけでなく、こういった『組織の体力』を見極めることが、長く安心して働ける職場に出会うコツですね。皆さんの転職活動がうまくいくよう、応援しています!」

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この記事を書いた人

堂島 健一のアバター 堂島 健一 編集長 / 元・特養施設長

大阪府枚方市出身。元・特別養護老人ホーム施設長。「大阪介護求人ガイド」編集長。
現場経験とデータに基づき、本当に働きやすいホワイト求人を厳選・認定する「大阪介護施設 徹底調査プロジェクト」の総責任者を務める。